ここのところの肉の入荷状況。
主に仙台牛が入っている。それと鹿児島県産、さらにロースは近江牛。
これも定番の味として心配ないが、この間は佐賀牛のロースも買ってみた。
サーロインの霜降り具合は細かく、味はもちろんいい。
仙台牛は四股、これはシンタマ、ランプが良く、しっとりしていて赤身肉を味わうには丁度良い。
お客様の反応も上々といったところです。
しかし、この牛肉というもの。長く携わったつもりですが、どうもよくわからないこともある。
見た目で判断は禁物なのだ。
あーあ、これはダメでしょう、という見た目の良くない肉を触りながら、
予約のリストとにらめっこしている内に段々と腹が立ってきて、一体、いくら払ったと思っているんだ!
などと怒りがこみ上げてくることも少なくない。
が、そこは、当然お客様にお出しする前にこいつを試食する。
うん、うまい。見た目は良くないがうまい。
疑って見たものの、やはり試食は絶対に行ってみる。肉は食べないとわからないのである。
まずは、疑ってかかれ、である。
おかげさまで体重はほぼ100キロであるが、家内は今だ僕を見捨てないでいるから、少し安心、である。