「焼肉くにもと・本店」全国優良銘柄牛生専門点

「良質の脂は肉の命」
歳をとるごとに脂身が苦手になって赤みの肉を食べる傾向にあります。 最近は若いお客様も霜降り離れにあるようですが、確かにくどい後味の霜降り肉が何日か経ってもお腹に残る経験は誰でもあると思います。 霜降りの鮮やかな断面は食欲をそそりますが、人によっては脂身が食べられない人もいます。 僕も同じ経験がありますからよくわかります。 焼肉屋の主 ですから肉を試食してお腹に残らないような牛肉があったらいいな、と思います。

産地によって牛肉の味はそれぞれ個性がありますし、肥育によってもまた味が異なります。 さらに調理によってもその特徴が出てきます。 鮮やかな霜降りはしゃぶしゃぶやすき焼きにその特徴が生かされるでしょうし、 また、ステーキなど鉄板の上で調理される場合にも、あの鮮やかな霜降りは肉質と共にステーキ屋さんでしか味わえないものです。
焼肉に至ってはあのステーキや、しゃぶしゃぶ、すき焼きにあるような霜降りは、見た目こそ美しいですが、 あの霜降りを焼肉にするのは少し無理があるように思います。 松坂牛なども、そもそもすき焼きのために開発された独自の肥育によって生まれた肉の芸術だと聞きます。 僕も使ったことがありますが、本当にすき焼きに向いています。脂が上品でした。 近江牛もいいですね。これは僕の中では一番焼肉に向いています。

いい牛は近江だけに限りませんが、脂も良質です。脂が美味しいとつられて赤みもうまいのです。 良質の肉は見た目ではわかりませんから、常に肉問屋さんとの仕入れの戦いに明け暮れます。 この間買った山口県産の肉は良かった。 脂がよく、肉も良質でした。ブランド品ではないと思いますが「まだあったな、いい肉が!」などとはしゃいでしまいました。
いい肉、良質の肉は脂が美味しい、をいつか皆様にわかってもらいたいと思います。

では今日はこの辺で。